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佐々木 祐二
Analytical Sciences, 11, p.1005 - 1008, 1995/12
被引用回数:1 パーセンタイル:7.46(Chemistry, Analytical)酸化物超伝導物質、LaCuOとLaSrCuOペレット試料中のCuO濃度と分布状態が2段に連結したカラム電極を用いるフロークーロメトリーにより測定された。ペレット試料のCuO濃度は試料の熱処理条件には依存せず、一方ペレット表面から内部に向うCuOの分布状態は熱処理に依存した。酸素気流中で処理を行った試料はその表面において、CuO濃度の高い部分があることが分かり、その部分の超伝導特性は内部のそれと比べて1.2~1.3倍高いことが認められた。
佐々木 祐二; 青柳 寿夫; 武石 秀世; 吉田 善行
Physica C, 191, p.347 - 353, 1992/00
被引用回数:7 パーセンタイル:55.21フロークーロメトリーによるLaSrCuO(0≦x≦0.6)高温酸化物超伝導体の高酸化状態Cu又はO、即ち[CuO]、の分析法を開発した。0.25MFeを含む1MHClO溶液を流しながら超伝導試料ペレットを溶解し、Fe+[CuO]FeCu+Oの反応で生じるFeと溶液中のCuを同時に連続測定する。これらイオンの検出にはグラッシーカーボン繊維作用電極とするカラム電極を2段連結して用いた。本法によりバルクの[CuO]/Cu比の測定、言い換えれば酸素含量、を精度良く正確に測定できた。さらに溶解中、一定時刻におけるFe,Cuの還元電流の比から、試料中の[CuO]の分布に関する情報も得る事ができた。
佐々木 祐二; 青柳 寿夫; 武石 秀世; 吉田 善行
Analytical Sciences, 7(Suppl.), p.1201 - 1204, 1991/00
高温酸化物超伝導体(LaSrSCuO)(0x0.6)中の高酸化状態の銅(Cu)又は酸素(0)、すなわち[CuO]、の定量、及びペレット試料中の[CuO]の分布に関する新らしい化学分析法を開発した。ペレット試料を0.25MFe+1M HClO溶液を流しながら溶解し、Fe+[CuO]Fe+Cu+Oの反応で生ずるFe、及びCuを連続測定し、試料中の[CuO]/Cu比の変動を観察した。試料表面の[CuO]/Cu比は試料全体のそれより相対的に低い値を示した。アニーリング条件, クーリング条件、及び保存条件の異なった試料を調製し、各条件と表面状態との相関を明らかにした。